現状のジェムナイトの構築
ジェムナイトにおける構築論
こんにちはあなたの街のジェムナイトマン、さいころくんです
今日は
「ジェムナイトを始めたいけど何から集めていいのかわからない…」
そんな人のためにジェムナイトの構築を紹介するよ。
とはいっても一口にジェムナイトといっても色々なパターンがあります。
ジェムナイト、デュアルジェム、ジェムエグゾ、ジェムレシェフ、
FTKジェムナイト、ライロジェム、HEROジェム、大革命ジェム、
最近だと召喚獣ジェム、植物ジェム、芝刈りジェムなんてのもありますね。
これらのデッキタイプのうち実際に環境で戦っているのは(まあ当然ではありますが)ごく少数。
具体的には純ジェムナイトと植物ジェムナイトでしょう。
純ジェムナイトはジェムナイト特有の展開力を生かして後攻ワンキルを狙う
アーキタイプになります。
メリットとしてはうさぎうららGといった誘発を超えやすく、
盤面の処理に長けていることでしょう。
デメリットとしては一枚一枚のカードパワーが弱く、
自前では後ろに触れないため罠に非常に弱くなりがちだということです。
長所としては純ジェムナイトよりも単体のカードパワーが高く、
「特定のカード」+コストでFTKが決まるカードが7枚増えます。
短所としては初動にあたる誘発に非常に弱く、貫通能力が低いことです。
しかし、それでも現環境見渡してもFTKが現実的なデッキは限られています。
ジェムナイトを使用する大きな理由の一つは、テーマ内で完結したFTKが行える点にあります。
この長所を伸ばすことで環境においても優位に戦うことができると考えたため
自分は植物ジェムナイトを好んで使用しています。
今回はそんな植物ジェムナイトについて解説していきたいと思います。
まずメインに関して。
こちらは大きく分けて3つのパーツに分かれます。
ジェムナイトパーツ
植物パーツ
誘発+αパーツ
この3つです。
まずはジェムナイトパーツから
これがジェムナイトパーツです。
ジェムナイトを組むうえで最低限必要となるであろうパーツ群がこれらです。
優秀な融合体になれるバニラ、ジェムナイトラピス
融合素材、各種墓地送りの素材となるラズリー
1枚からワンキルが可能になったレスキューラビット
この辺りは確定で3でよいと思います。
ラビットのワンキルルートに関して簡単に説明すると、
→ジャスミン効果でオフリス→・・・
みたいなルートをとることで、FTKに到達することができます。
このルートを使わないにしても、最低限ルーツを立ててくれるので
「とりあえず3枚」の枠内に入れておいてよいカードかと思います。
また、
ハンドから限定ではあるものの、場にSSされたモンスターを残せるオブシディア
墓地から回収できる融合、このテーマのキーであるジェムナイトフュージョン(GF)
貴重な光属性であり墓地から再生するプリズマー、クリスタルローズ
「ジェム」の名を冠したサーチカード、ジェムレシス
ほとんどすべてのキルパターンに絡むブロックドラゴン
この辺りは1、2枚です。
非常に強力なカード群ではあるのですが、サーチ手段が豊富であったり、
GFの場合複数枚引く意味がほとんどないこと。
そのほかのカードは強力ではあるがそれ単体ではルーツまで到達できないカードであるため、
かなり枚数を削ってあります。
純ジェムナイトの場合であれば意識的に後攻を取る関係上、引けるカードも増え、
爆発力を上げてどつく必要があるため、
このあたりのカードの採用枚数は増やしてもいいと思います。
続いて植物パーツです。
これが植物パーツですね
制限になったものの役目はしっかり果たせるオフリススコーピオ
実質オフリスのローンファイアブロッサム
実質ジャスミン→実質オフリスのマスマティシャン
頼むから手札に来ないでくれコブラ、ダンディ
植物のパーツはこの7枚です。
ロンファオフリスを積んでいた方は多いかと思いますが、
さらにマスマティ、ダンディまで追加で積むことにより
先述のラビットからのワンキルが成立し、初動1枚+モンスターでワンキルできる札が
マスマティシャン、ラビット、オフリス、ロンファ
の7枚になります。
ラビットが初動でルーツを立てる動きは死ぬほど弱いので、
ダンディを搭載するだけでFTKに到達するのはなかなか良いのではないでしょうか。
さて、ここまでが植物ジェムナイトを組む上での確定枠だと考えています。
かなり枠数をとっていますが、これ以上カードを減らすと極端にパワーが落ちるため
サイドチェンジ等でもいじらないほうがいいと思う枠です。
最後に誘発+αパーツです。
優秀な誘発である増殖するG、灰流うらら
FTKのお供、墓穴の指名者
誘発としてだけでなく、勅命、魔封じ等も止められる無限泡影
ルーツを立てやすくするための予想GUY
ダンディ、ブロックドラゴンを落とすおろかな埋葬
この辺りが自由枠になります。
サイドチェンジの際に入れ替えるのは大体この枠からになります。
幸い現状は40枚なので、ダンディ、コブラを引き込みたくないという観点から
1~3枚くらいまで増やすのはありかなと思います。
その場合墓穴や誘発を引き込む確率が下がるのはトレードオフの関係のため
どちらを取るかよく考える必要があります。
互換枠としては誘発の枠にpsyフレームγ、幽鬼うさぎ
展開の枠としてソウルチャージ、死者蘇生
伏せが流行るようならツインツイスター、コズミックサイクロン、電光・雪花
など入れてみてもいいかもしれません。
どちらにせよ、このデッキをいじる際には
ここの枠から調整するのがベターです。
現状上記二つのパーツはかなり削っている状態なので、
ここからさらに削るとなると
植物パーツがごっそり減ったり、ジェムナイトが削れたりと
デッキとして立ち行かなくなる場合があります。
まず、ここからいじってみてください。
最後にエクストラです。
エクストラも必須枠と自由枠の二種類に分けてあります。
まずは必須枠から
えー、悲しいことに上記12枚はワンキルルートに確実に絡んでくるカード群です。
あきらめましょう。ジェムナイトはこういうデッキです。7年前からそうなんです。
これらのカードが抜けることはこのアーキタイプでは多分あり得ないと思います。
細かいところではジルコニア2枚目が抜けるかもしれませんが、
自分は必須だと感じているのでこちらの枠で。
次に自由枠です。
自由枠とは言っていますがほとんど確定枠みたいなものです。
トロイメアゴブリンはワンキルルートの一部に絡みます。
ファントムルーツ2枚目は1枚目を戻すことで
ワンキルルートで使ったデッキのリソースを使いまわしてくれる役割を持ちます。
完全な先行ワンキル特化であれば必要ない枠かもしれませんが、
殺しそこなった時のことを考えるとどうしても入れておきたい1枚です。
唯一まともに自由枠といえるのが最後の1枚
「希望魁竜タイタニック・ギャラクシー」です。
ただこれも真竜皇V・F・Dと枠を取り合う形なので
ジェムナイトのエクストラに自由枠などない!
もう終わりだぁ!(レ)
自分としてはVFDの立つ状況がほぼ勝確でのオーバーキルか、
リソースを消耗して出てくる形だったので、
それなら次ターンへのリソースを残しつつ
ある程度制圧できるこちらのほうがいいかなと考えています。
魔術師等ほかのデッキにはかなり刺さる場面も多いので、本当に環境と使用者の胸三寸だと思います。
というわけでデッキ構築の解説でした。
分かりづらい点等あればTwitterのほうで聞いてくれたらうれしいです。
以上。